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桂木 学
第1回トピカルミーティング報文集; 高速炉物理, p.51 - 59, 1973/00
第1回高速炉物理トピカルミーティングの炉定数セッションにおいて表題の課題に対するレビューとして書かれたものである。原研における計算プログラムと炉定数開発に対する考え方、それに従って得られた過去の成果の主なもの、それらの間の関係等について述べた後、今後の課題として進行中の研究についても概要を紹介した。
菊池 康之; 桂木 学; 高野 秀機
第1回トピカルミーティング報文集; 高速炉物理, p.60 - 67, 1973/00
板状セルの非均質効果を解析する為に、JAERI-Fast Set 70群群定数を用いるコードEXPANDA-75を開発した。この様な少数群簡易計算でも、板状セルの非均質性を十分精度よく求められる事を立証した。この開発に際して特に工夫した点は、1)減速項を正しく非均質性を考慮して取扱う、2)実効断面積を他領域からの寄与を考慮して求める、ことである。
菊池 康之
第1回トピカルミーティング報文集; 高速炉物理, p.92 - 101, 1973/00
ランプ化されたFP断面積セットに関係する誤差の原因を調べた。その為に、FP核種を4つの疑核種で模擬し、その統計誤差を検討した。結論として、ランプ化により、統計的不確定性を大幅に減少させうる。したがって、統計モデルを低エネルギー領域まで外挿させる方が、FP核種の評価としては、より良い炉定数を与える事が判明した。
高野 秀機; 長谷川 明; 桂木 学
第1回トピカルミーティング報文集; 高速炉物理, p.68 - 76, 1973/00
最近の核データの不確かさが積分データに及ぼす影響がU-238,U-235,Pu-239の3つの主要核種について考察され、その効果は極めて大きいことが確かめられた。又U-238,U-235,Pu-239の分裂と捕獲断面積を1.0keVから10.5MeVまで一様に変動させて各断面積の積分データに及ぼす効果が詳しく調べられ、それらの結果を考慮して、JAERI-Fast Setの群定数修正の第1段階として主要3核種の断面積の修正を最小自乗法を用いて行った。その結果実効増倍率の濃縮比に対する勾配を解消し、一応核データの不確かさ内で妥当と思われる値を見い出すことができた。
宮坂 駿一; 田次 邑吉; 井上 修二; 出田 隆士; 朝岡 卓見; 桂木 学; 弘田 実彌
第1回トピカルミーティング報文集; 高速炉物理, p.190 - 199, 1973/00
このコード・システムは、高速炉、高温ガス炉あるいは、核融合炉などの炉心内外で発生する放射線発熱量をシステマティックに計算するものである。中性子束とガンマ線束が、一次元Sn輸送コード(ANISN)で同時に計算される。発熱量は、これらの線束に、放射化断面積として中性子及びガンマ線発熱定数が掛け合わされて求められる。これらの計算のために、中性子輸送多群定数、ガンマ線輸送多群定数、二次ガンマ線生成定数、それに、中性子及びガンマ線発熱定数が作成された。計算結果は、FCA-V-3集合体におけるガンマ線束分布の測定結果と比較される。